埼玉は有名な東京のベッドタウンであり、花の都東京で働いている人がたくさん暮らしています。その理由は東京の地価と、京浜東北線や東武東上線などのアクセスしやすい路線の影響が大きいでしょう。特に池袋は、そこで遊んでいる人の大半が埼玉県民だと言われてしまうぐらい土日は埼玉県民で溢れています。それだけアクセスがしやすいという事で、賃貸料金の高騰はその路線周辺まで広がっているようです。

定年後のシニア世代でそこに住み続ける場合、かなりの資産を持っていなければ厳しくなってくるのは仕方のない話でしょう。しかし埼玉なら郊外を選べば賃貸料金は簡単に安く出来ます。65歳程度で定年した人たちは、70歳を迎えるまでに引っ越しをしておくと老後を安心してくらせるのではないでしょうか。不動産会社もシニア世代の引っ越しというものには慎重になり、保証人どころか契約者の名前すら子供の世代に書かせようとします。

認知症などの恐れもあるため仕方のない部分ですが、それが分かっているのなら早めに移動しておくべきなのです。郊外にあり、駅からの距離もある土地であるなら賃貸料金も安く、またシニア世代が多く住んでいる可能性もあります。遠出も頻繁に行う訳ではないのなら、駅からの近くにこだわる必要はありません。小学校の近くなどのこちらも安くなる要素もありますが、にぎやかな方がいいという理由でシニア世代には逆におすすめの立地になっていたりします。